人気ブログランキング | 話題のタグを見る

イラクサ

アンデルセンに「野の白鳥」というお話があります。
11人の王子が呪いで白鳥にされてしまい、それを助ける為には王女が
イラクサで11人分の鎖かたびら(ベストと訳している本も)を作らなければならないのです。

お話の最後には
11人分(最後の王子様には間に合わなくて袖がなかったのでしたっけ?)
を編み上げて見事、白鳥だった王子は人間の姿に戻るのですが・・・
そのイラクサ。
蕁麻(じんま)と書く植物で、「じんましんのじんま」な訳です。
蕁麻疹はイラクサにふれた時に起こる症状と良くにているから、
そう言うのだそう。
毒を持ったとげがあり、さわるとかゆくなって赤く腫れ上がる。

こんな草で11人分の鎖かたびらを編み上げた王女はすごい!!
王子達を助けたいが為に、執念で編んだのでしょうね・・・
どんなに堪えた事でしょう。

この所、寒くて足にしもやけが出来たわたしは
足が痛くてかゆくて赤く腫れていて、こんな話を想い出したのでありました。

王女に比べればこんなかゆみ・・・
11人のかたびらに比べれば、10本の指くらい・・・
うう、堪えてみせる(笑)
by otegami-studio | 2010-02-17 06:53