やなぎみわ のマイ・グランドマザーズ

春に東京都写真美術館で展覧会をやっていた、
美術家やなぎみわさんの「マイ・グランドマザーズ」の展覧会に行きたかったのですが、
どうしてもいけずに悔しい思いをしていました。
そんな事を知人に愚痴っていたら、図録を入手してくれてとても嬉しい。

やなぎみわさんは今、現代美術の世界では権威ある国際展示会、ベネチア・ビエンナーレに
に日本を代表する作家として作品を出品しています。

老女と少女が織りなす作品は、はっきり言えばかなりグロテスクで
見るのに抵抗がある人も少なくないかも知れません。

私がやなぎさんの作品を知ったのは、2002年に銀座の画廊でこの「グランドマザーズ」のシリーズの前身となる「granddauthers」を偶然見たからでした。
老女が自分の祖母の事をしゃべっているのですが、しゃべる声は少女のもの。
その奇妙な組み合わせが不気味で不思議でした。

以来、彼女の作品はどうしても見てしまう、考えてしまう作品なのです。

「マイ・グランドマザーズ」の写真図録は新作もはいっての冊子。
自分(小学生から40代後半まで)のなりたいおばあさん像を
自分自身が特殊メイクと写真を使って実現します。
写真の横には、その人生の物語がついています。

自分はどうなりたいのか、考えてしまいます。b0158125_610637.jpg
[PR]