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昨日の続き。

そうそう、なんで「一番上の兄や姉は失敗するもの」というおきまり事があるのでしょう。
そして大概、下には美しい妹や機転のきく末っ子がいる。
実際、私にも美しい妹がいる(笑)。

『ハウルの動く城』の物語中、うまくいかないことがある度に
ソフィー(呪いで老婆にされてしまった主人公の女の子)はつぶやきます。
「これというのも あたしが長女だからだわ」
失敗のすべての理由は「長女」であるため。
笑ってしまうけれど、長女のみなさんも本当はそうなんじゃないか・・・とも
思ってしまう節もあるから、この一文に吹きだしてしまうのでしょう。

大体が長女というものは、きょうだいの面倒を見るしっかり者か
おっとり屋さんか慎重派で、冒険には向かない地味な性格や容姿というイメージ。
何かをやっては失敗し、それを見て覚えた下のきょうだい達が
次からうまくこなしていく。
(子供を育てていると目の当たりにする光景でもあるのですが)

でも、そんな言い伝えやイメージにとらわれてちゃいけない。
そんな事はないんだよ、とダイアナ・ウィン・ジョーンズのお話は言っているのです。

続く。

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by otegami-studio | 2010-02-24 06:17 | おはなし
去年の12月に寒い地方のキレイな教会で行われた
クリスマスコンサートでリコーダーとお話でのお話ライブをいたしました。
ストーブ屋のクマのお話の外伝みたいなお話をわたしが書かせて頂いてます。
その様子がホームページから聴けるようにしました。

それから、ストーブ屋のクマからも手紙は届いています。

つまりはホームページ、更新しました(笑)
週末、お時間のあるときにどうぞ。

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by otegami-studio | 2010-01-22 07:02
昔の職場同僚が
「あたし、人の作ったものを消費するだけの人にはなりたくないって思ってるのよ」
と言っていたのを
「そうだな~その通りだな~」とえらく感心した時がありました。

そうそう。
人が作ったものをただただ食い尽くす、消費するだけの生き方なんて
この世に生を受けたモノとして地球上に暮らすモノとして、
あまりに一方的にラクしすぎじゃないかしらん?
自分も他人や生き物達に与えられる何かを生産しなくてはいけないんじゃないだろうか・・・
それからというもの、そう心に思い直して生活するようにしておりました。

しかしながらそれから数年の後。
絵本作家の佐野洋子さんのエッセーの中に出てくる、
友人のガラス作家がこういっているのを読みました。

「あたし、ゴミをつくっているのよ」
ガラス作家は作品をゴミだと言う。

・・・・これもまた然り。
自分の生産するもの、作品といえどこれはゴミを生み出すとも言えて。
なんともなんとも複雑な気持ちになったのでありました。

どちらもホント。
どちらかじゃないのよ。
自慢することでもないし卑下する事でもないの。
その事をわきまえないと・・・ね。

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by otegami-studio | 2009-10-27 05:32 | おはなし
ずっと使っていたホームページ作成ソフトが動かなくなって、
どうにもこうにも更新が出来ずにおりました。
新しく作り直さないとならないな・・・と日々わずかな時間を使って
ちょこちょこ奮闘していたものの、なかなか出来上がらずでした。
時間と知識のなさとで涙もの・・・

雑多な事と制作とブログと・・・なんてしていると、
ホームページを新しく作り直すなんて力業がとうていしきれない状況なのですもの。

で、ようやくですが、不満も不備もまだまだ見つかって
完全とは言い難いものの、upしないといつまでかかるやらわからないので、
upしてみました。
動かしながら直していこうと思っています・・・

リニューアルに伴いお引っ越しもしましたので、
お暇が有るときにでも覗いてみてくださいませ。

新しいotegami-studioはこちら!

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わたしの母はとても達筆な人であります。
若い頃は書をたしなむのが趣味でありましたから、
わたしの小学校の書き初めの宿題なんて時には、
こちらがうんざりするくらいのとても熱心な指導があったものです。

母の手紙は流れるような書体で美しく、
受け取った側はたいてい感嘆したものでした。

で、今日の話は私が子どもの頃の置き手紙の話。
その母が子どもを残して出掛ける時には
よくテーブルに置き手紙を残していってくれました。
母の行く先、帰宅予定時間、留守番中の注意。
そんな事をつらつらと書き連ねた最後におやつの場所。

「おやつは~の中」と
おやつのしまってある場所をキチンと書いてありました。
しかし、達筆の母が出がけに急いで書く、置き手紙。
字が流れすぎて子どもの私と妹には読めないのです。

「おやつは~の中」
一体、おやつはどこにしまわれてるのだろう。
よく、妹と二人でテーブルに置かれた謎の紙切れを見つめて
解読に頭をひねったものでした。

まるでヒントを元に探す宝探しのよう。

まあ、たいていおやつの置いてある場所は
茶箪笥の中か冷蔵庫と決まっているので
どちらかを開ければ宝(おやつ)は発見されるのではありますが、
開けて見つけたところで、
たとえば冷蔵庫の中にリンゴがあり、
茶箪笥を開ければ、昨日お隣さんからの頂き物のお菓子がしまってあるのを発見したら
一体どちらに手を出せばいいのか迷うのです。

ああ、どうしよう。
どっちを食べたら怒られないかな。
その決断を下すのは姉の私の役割でありました。

ああ、その時に
字はきれいであるより読みやすく
内容の伝達を心がけなくてはいけないものだとつくづく悟った、
私達姉妹の苦しくて可笑しい思い出。

今でも妹と「あれには困ったよね」と話して笑う事・・・
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by otegami-studio | 2009-09-30 06:15 | おはなし
律儀なイスから転居通知がきたのでした。
イスからのおてがみには・・・

otegami-studio「おはなしおてがみ」更新しました。
「イスからの引っ越しおてがみ」をどうぞ。



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by otegami-studio | 2009-06-22 04:48 | おはなし
「予告された手紙」がとどきました。
収穫。

手紙の書き出しを少し抜き書きさせていただくと・・・
「dear」、昔この言葉を覚えたての頃、少し大人っぽい響きに憧れて、
手紙を出す時は誰彼かまわず必ず書いていたような気がする。
”親愛なる~”と大人になっていつの頃からか使わなくなったのは気恥ずかしくなったから?
メールばかりで手書きの手紙を出さなくなったから?

とありました。
そういえば、中学生くらいの時に英語の時間に「dear」を覚えてから、
女の子ならば良く使ったものです。
でも、使わなくなりますよねぇ・・・
英文の手紙を書く人ならば、まだしも・・・なのかしら。


届いた手紙はdearから書かれておりました。


dearの文字は、少女時代にはある種の親密さが。
そして大人時代の女の人には、深呼吸してから書いた落ち着きが含まれておりました。

関連記事・・・「予告された手紙の記録」

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by otegami-studio | 2009-05-27 06:06 | おはなし
「予告された殺人の記録」というガルシア・マルケスの小説(そして映画)がありますが、
先日、とある友人から
「あなたに手紙、書くからね。近日中に出すからね、待っててね」というメールがきました。

予告された手紙・・・なのであります。

用件ならそのままメールに書いてくれたらいいものを
「手紙」書くからね、とわざわざ言っているのであるからには
なんか紙に手でしこしこと書きたくなったからなのでしょう。

「手紙」はなんだかかしこまった感じがしますし、
他愛ないものでも、文章を書くとなると時間がかかりますし、
えいやっと気合いを入れなくちゃなかなか書く気になれないものでもあります。
届くにもタイムラグがありますしね。

それを敢えて「手紙書くからね」とするのは
えいやっと気合いれてみたくなったのかしらね。
手間かけて考えながら文字にした自分を、
紙に植え込みたかったからなのかしらね。

便せんっていう畑や田んぼの畝に、一列に文字を植え込んでいくと、
文字から芽が出て書いた人の気持ちが伸びていく気がします。
読むと気持ちが収穫できるのよ。


待ってるよう。
種を植えるのは時間がかかるんだな。下向いて、体も頭も痛くなるしね。
予告されてからもう何日たったかな。

でもいいんだ。待ってるよう。
種まきに時間が掛かりすぎて失敗しても。
途中経過はメールでも。

いつか来るぞと待っているのも楽しいからさ。
予告するからには完成させたいのでしょう?
ゆっくり、植えてみるといいよ。
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by otegami-studio | 2009-05-20 05:21 | おはなし
ねえ、あなた。
元気にしているかしら?

たぶん、いろんな悩み事や、心配事は
それぞれに沢山あって、相談にのってあげたり
話を聞いてあげたり、たとえわたしが出来たところで
その解決なんてできやしないのかもれない。

たかがちょっとした手助けでさえ、
濡れた手をふくタオルを差し出してあげる事ぐらいの
ことですら、あなたから遠く離れて暮らしているわたしには出来ないのだもの。

きっとあなたの問題の解決はあなた自身でしか、
そして私の問題はわたし自身でしか
どうにも決着がつけられないものなので、
それは不器用にも時間がかかっても変なやり方でも
自分で解かないと終わらない宿題みたいなものなのでしょう。

だから、大切なのは「あなたが元気であること」
「明日があるさと思える気持ちになること」

そういう気持ちがありさえすれば、
どんな問題でもすぐに解決しなくても、疲れてても、暮らしていける。

どんなに絶望的になってもきっと未来はあるんだ。
明日はあるんだ、とそう思う。
無くなるのは「明日があるさ」と思える気持ち。
その気持ちが無くならないように、おてがみやさんはおてがみを出すんだ。

わたしはあなたに手紙を書く。
わたしは自分に手紙を書く。

ねえねえ、大丈夫。
明日はあるんだから。
忘れそうなその事を、思い出せるように手紙をだす。

じゃあ、元気でね。
また手紙を書くからね。

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ストーブ屋のクマから、おてがみがきました。
otegami-studioの「おはなしおてがみ」コーナーです。

冬眠しないストーブ屋のクマのところに、冬眠明けのハルクマが
尋ねてくる様子。
ストーブ屋、春は忙しそうです。
ハルクマは冬眠中にみた沢山の夢の話をしにくるそうです。

おてがみや、ただ今ハルクマおてがみ制作中です。

関連記事・・・「のそりのそりかな」

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by otegami-studio | 2009-04-01 06:03 | おはなし