<   2009年 11月 ( 20 )   > この月の画像一覧

冬はつとめて
雪の降りたるは言うべきにもあらず 霜のいと白きも またさらでも 
いと寒きに 火など急ぎおこして 炭持てわたるも いとつきづきし ・・・

(わたし簡易訳:
冬は早朝がいいわね。雪が降った時はもちろん言うまでもないけど。
霜がおりて真っ白な様子も、そうではなくても、
とても寒い朝は、炭火を急いでおこし、屋敷のあちこちに配ってまわるのも、
いかにも冬って感じでいいのだわ)

枕草子の冬の段。
冬はつとめて(早朝)が一番良いって清少納言も言っています。
朝に仕事な私は今朝、起きたら
雪はさすがに降っていなかったけれども、雨が降っています。
ストーブをおこしながら、炭なんて昔は火がなかなか点かなかったんじゃないかな・・・
なんて心配をしながら「木」のお話を書いています。

冬の小さなお話は「木」の話にしました。
木の事を考えて、枕草子を思い出したら、
ちょっと炭の事まで思い出してしまいました。

炭は種類にもよるのでしょうが、、火を入れると中ではぜる音なのか、
キンキンと金属をはじくようなキレイな音がするものがあるのです。
聞いた事がありますか?
私はその音聞きたさに炭に火を入れてもらう事もありました。
炭化した木は余計な物がなくなって、磁器みたいになっているのでしょうか。
釉薬を塗って焼いた焼き物を窯出ししたときにも似た音を聞いた事があります。

キンキンという澄んだ音はとても素敵ないい音なのです。
じっといつまでも聞いていたくなるような。
聞いたら耳にフタをして、ずっと取っておきたくなるような。

今、私が炭に火を入れたら、この音をみんなに聞かせたくて
「炭持てわたる」んだけどな。


b0158125_5372467.jpg
[PR]
雪の降る地方の教会でクリスマスコンサートをするので
その時に読むクリスマスチックな冬のお話を頼まれました。
リコーダーの演奏の合間に小さなお話をするのだそうです。
静かでほっこり暖かくなれそうなお話がいいかな・・・

リコーダーは最近は栗コーダーカルテットさんなんかで
かなりメジャーになっていますよね。
簡単な木管楽器のイメージですが、何本もで合奏すると
パイプオルガンみたいな重厚な音がするのです。
教会の演奏だと効果満点だろうなぁ・・・」


すこし考えています。
冬の小さなお話。


b0158125_6505692.jpg
[PR]
足袋(たび)は冬の季語だと言います。
なんでも日本人は昔は素足に下駄だったので、
冬だけ寒くて足袋を履いたからだとか。

昔の日本って今よりもっと寒かったはずですよね・・・
足袋は「冬」だけ履く。
昔の人は偉かったよぅ。

写真は寒がりなストーブ屋がスープの仕込みをしているところ。
暖かい部屋で厚い靴下履いて描きました。
もうそろそろ、クマの絵描いている場合でなくて
トラを描かなくてはならないのだよね・・・


b0158125_5443355.jpg
[PR]
小さなスプーンをよく無くすのです。

洗ったときに流してしまうのか、どこかに紛れてしまうのか・・・
とにかく何本もあったはずなのにたいていどこかに消えてしまいます。
昔からそうなのだよなぁ・・・スプーン曲げにも使ってないのに。
どんどん無くなってしまう。

手持ちが全くなくなってしまったので、とうとう昨日、近所の雑貨屋さんに買いにいきました。

このところ、私が家で使うスプーンはずっとこれ。
おそろしくシンプルで飾りがなくてなんてことないけど、デンマーク王室御用達品。
KAY BOJESZEN(カイ・ボイスン)のデザインカトラリー。
王室御用達品なのに税込み472円で売っている。
無くなったら近所でデンマークの王室や大使館の方々と同じものを472円で買ってきて使う・・・
パッケージに王室御用達品とシールが貼ってあります。
こんなところも妙に可笑しい。

この気軽さとシンプルさと愉快さが気に入っていて、
スプーンを無くしてはデンマーク気分を買いに行くのです。
お茶をかき混ぜてロイヤル気分を一振り。


関連記事・・・私のお気に入りのもう一つの王室話「50コのオムレツ」


b0158125_6154317.jpg
[PR]
by otegami-studio | 2009-11-25 06:20 | お道具
クリスマスの色とりどりの広告や
雑誌のプレゼントのページを見ていると
あんまりキレイで、いろいろ欲しくなっちゃいました。

そのなかに、
可愛いウールのブランケットのようなデザインコートが載っていたので
写真を切り抜いてイラストの女の子に着せてあげました。
昔よくした着せ替え人形みたいに。


b0158125_6282074.jpg
[PR]
いよいよ寒くなって私もストーブを解禁したし、
いろんなものがクリスマス仕様になってきたし、
クリスマスプレゼントの広告も増えてきたし、
巷は冬モードになってきました。

俄然、あったかいものに惹かれる・・・・

買い物に行ったスーパーで季節限定のハーブティーを見つけて
ジンジャー好きなのとパッケージが可愛いのでつい
ここでも「あったか」を買ってしまいました。
gingerbread spice 、ショウガとシナモン、そんなスパイスの混じったお茶。
香りが良くて、それだけであたたかで、クリスマスの気分になんだかなってしまいます。
イメージってあったかくなるものだなあ・・・なんて思ったら
マッチ売りの少女の話を思い出してしまった・・・(そりゃ哀しい)

お家に帰って、ストーブ点けて
ハーブティー飲んで、
ふぅ、あったか。

風邪、ひかないように週末お過ごし下さい。

b0158125_6582436.jpg
[PR]
人生をトランプゲームにたとえる気持ちは
さらさらないのでありますけれど、
友達はトランプカードに似てると感じることは
しばしばおこるのでありました。

とかく手で持てるカードの数は決まっているもので
どうしても捨てなくてはならない時がくるのです。
どれを手放すか考えたあげく、
幾枚かカードをえらび、野に放ちます。

あれは必要だったのではないか・・・
心残りと後悔の入り交じりのなか、時間と人生は進みます。
でもその時、手放さないと人生が進まない。

だけれど、どうやらしばらく進むと必要なカードっていうのは
必ず後からまた巡ってくるものらしいのです。
巡り巡って自分の所にまた戻ってきたりするものです。
そうでしょう?
そういう時って、一度手放しても戻ってきたカードは
次のチャンスの時に有効な一枚になったりするでしょう?

ね?トランプカードに似ているような似てないような。

あなたの手の内を少し覗かせて。
素敵な友人で
それで人生、次の一手を打っていくのね。

だから私も
できれば自分も
誰かの切り札になりたいものだと思っているのです。

b0158125_6454526.jpg
[PR]
道を歩いていて、落ち葉が赤やら黄色やらであんまりきれいだったので
ブログ用に写真でも撮ろうと何枚か拾って持って帰りました。
でも、ちょっと他の事に気と時間を取られていて、
いざ写真を撮ろうかなと思って集めて入れておいた袋から
取り出した時には真っ茶色に変色していました。
落ち葉は1日で鮮やかな色が退色してしまうのです。

だけれど、しかし!
袋から取り出した時にフワッと香った匂いに驚きました。
桜餅の香り!!
拾って集めていた葉はサクラの葉っぱだったのです。
色の美しさだけを見ていたせいで、何の葉っぱか知らず集めていましたら
サクラの葉っぱを拾っていたのでした。
袋の中で軽い押し葉になっていて、桜餅の葉っぱになっていました。

落ち葉が香るなんて思いもしないので、とてもビックリしたけれど、
北風の吹く中に春の桜餅を思い出して嬉しくなりました。

冬でも桜は桜でそこにあるのに、ピンク色でないと桜とみていないなんてね。
いつも変わらぬ香りをたたえているのにね。


b0158125_650341.jpg
[PR]
昨夜は大学時代の友人に誘われてジャズライブを見に出かけました。
友人の古い友達で、今はニューヨークに住んでいるジャズ歌手の霧生ナブ子さんと
その旦那さまのジェイムズ・ゾラーさんご夫婦のステージ。
ジェイムズさんはブルーノートにも出演するし、映画にも出演なさっている方。
ナブ子さんも久しぶりの日本公演ということで、ライブ会場は立ち見もでる盛況ぶり。

大学時代の友人とも久しぶりに会ったので
話と音楽とお酒に、楽しく盛り上がる夜でした。

ハスキーな歌声とほとばしる音が織りなす、この夜のジャズ。
折り重なるピアノやボーカル、トランペットにドラムにベースに人々の声。
食事にお酒にすべてが混ざって、この世はジャズ。

♪ドゥビッドゥビッダダッドゥビー♪

b0158125_6515346.jpg
[PR]
こまごまとお手紙達の制作をしていたら、
メールが来て、

ストーブ解禁日は旧暦の10月の亥の日からだって。
ストーブ屋のクマが言ってた。
さむけりゃつけちゃうけどってさ」

という文面でした。ビックリして大笑い。
どうやら友人の一人がストーブ屋のクマに聞いてくれたようでした。
ああ、そうだった。私にはストーブ屋という友人がいたのでありました。
うっかりしていた。悩む前に早くクマに聞いてみれば良かったんだ!

急いで、ストーブ屋にも手紙を書くことにします。
今年はもう点けたのか、点けたのならいつだったか聞くことにしました。
亥の日ってどんな日だったっけ?自分で調べろって言われちゃうかな・・・
リスは元気かとか、ぶんぶく茶館はどうしているかとか・・・
そして愛用のストーブと一緒に写っている最近の写真を送ってくれるようにも
頼みます。

早く出して返事をもらいたいなと思うのでありました。

写真はお手紙制作のお道具箱にしているお菓子の缶。
シンガポール土産のクッキー缶なのだけれど、どうもフタの写真が昭和チックにレトロなので
妙に気に入っている一品です。


b0158125_672452.jpg
[PR]