人気ブログランキング | 話題のタグを見る

名前を考えるのが好きなのでした

子供の頃に一時期、『ドリトル先生航海記』という
有名な児童文学のシリーズに凝ったことがありました。

これは『山椒魚』で有名な井伏鱒二さんが訳しているのです。
作品には色々な動物が出てくるのですが、
その中に両頭(つまり胴体1つに頭が2個。お尻があるべき部分にも頭がある)
動物が出てきます。
原作での名前は"go and back"だったかしら?(うろ覚えなのですが)
これを「オシツオサレツ」と言う風に訳していました。
「押しつ押されつ」な訳です。

これにえらく感嘆いたしまして。
名訳だと思ったのでした。
こういう所に感心してしまうのですね、わたしは。

そんなこんなで変な名前を考えるのが子供のころから好きなのであります。

もし、2匹のダックスフントを飼うことがあったら、
「チグリス」と「ユーフラテス」にしよう。
賢そうだし、なんだか対になっているし。

雄のブルドックを飼うのなら
「権三さん」
頑固そうで、散歩してても座り込んじゃいそうだけど。
それを「権三さ~ん、もういい加減行きましょうよ~」となだめてみたいのよね。
「権三さんと一緒」犬の散歩ブログとかやるならこのタイトルにしようかな。いいな~。

仲の良い姉妹の名前なら、
「アロン」と「アルファ」・・・くっついて離れない。

仲が悪い兄弟なら
「ニッチモ」と「サッチモ」・・・意見が合わずにどこにも行けない。

舞子か芸子に自分がなるなら
「冷や奴姐さん」がいいなあ

とか・・・ね。

まだまだ途方もなく色々あるのだけれど、長くなるので今日はこの辺で。
by otegami-studio | 2009-03-17 07:18 | おはなし